カラコンを装着したまま寝ることはできますか?
カラコンを装着したまま寝ることは危険、寝る前には必ず外すことが大切です。
カラコンは、眼科での検査を受けて、眼科医の指導の下で使うことが大切です。最近はネット通販などで気軽に購入することができる便利な時代ですが、一般的なお店で購入するときには装着の仕方や注意点などのアドバイスを受けることができるけれども、ネット通販ではこのようなアドバイスを受けられませんので、初めて使用する際には眼科での検査を受けておきましょう。
カラコンの多くはソフトコンタクトレンズに着色しているタイプになりますので、ハードコンタクトと比べると装着のしやすさなどが高めです。ただ、装用時間が長くなれば目に対して大きな負担となりますので、外出先から帰って来たら直ぐにカラコンを外すことが大切です。家に帰っていろいろなことをしていたら、外すのを忘れてしまいそのまま寝てしまうケースもゼロとはいい切れませんが、カラコンを付けたまま寝てしまうとレンズが外しにくくなる、目のトラブルなどの原因になります。
目のトラブルとして、角膜に傷が付いてしまうケースや角膜の酸素不足など代表的です。外しにくくなることは既に目にダメージを与えている証でもあるわけですが、目の違和感・眼障害などになり最悪失明してしまうこともあるといわれているので、外出先から帰って来た段階でまずはカラコンを外す、これを徹底しましょう。短時間の昼寝くらいなら大丈夫だろう、このように考える人も多いかと思われますが短時間の睡眠でも目へのダメージが考えられますので昼寝する前には必ず外す必要があります。
ちなみに、角膜は血管がないといわれているのですが、この場合空気中の酸素を直接取り込むもしくは涙で運ばれて来た酸素を取り入れるなどが必要です。カラコンなどコンタクトレンズを装着していると角膜はレンズで壁を作っているので、角膜は呼吸ができなくなり、これが原因で角膜の酸素不足に繋がります。寝ているときには、酸素を吸収することができないわけですから、外さなければならないことについて理解できるのではないでしょうか。